自立を目指す女性や子どもたちのために、
支援をお願いします。
イエローエンジェル理事長の「カレーハウスCoCo壱番屋」の創業者、宗次徳二様がお越しくださいました。
マハロの活動に賛同してくださり、スタッフ一同大変嬉しく存じます。これからも益々努力し、末長く活動して参ります。
ご支援ありがとうございます!
(五十音順)
REASON
野田市女児虐待死事件のような悲劇を
繰り返さないために
自治体の担当者が指揮をとり、行政や専門家、民間支援者など様々な領域の人が集まって支援を組み立てる‟ワンストップサポート”の体制が必要です。
当事者が困難を乗り越えて自立していくためには、縦割りといわれる制度のすき間を埋めること、必要な情報を繋げそれらを時系列に把握すること、そして、医療、司法、行政手続き、生活支援、教育や就労支援などの継続的サポートが必要となります。
100人いれば100通りの支援の形があります。私たちは、様々な制度や機関、専門家、人脈などの社会資源をマネジメントするソーシャルワーカー※1、そして、当事者の声を代弁するアドボケーター※2と言えます。
※1ソーシャルワーカー…社会生活上の様々な困難に対して援助を提供する専門職
※2アドボケーター…当事者の意見や権利を主張する代弁者
SUPPORT
各種手続きのための同行支援や食糧援助など自立へのサポートを継続して行います。
TEL.0568(71)9805 月~金、午前10時から午後4時※祝日、年末年始除く【小牧市女性相談事業】
予約制【小牧市女性相談事業】
女性をとりまく諸問題を学びながら、相談員としてのスキルを身につけます。
家庭の法律講座(成年後見制度・相続・離婚について)や女性が抱える問題についての講座開催、講師派遣をします。
事務所の従業員さまに対して心のケアなどの相談をおこないます。
一時的に身をよせることができるシェルターを設置しています。
MESSAGE
活動の原点
創立者の思想に惹かれ、開校間もない私学の女子校へ進学。
草創期だったこともあり、授業中はもちろん寮でも、創立者を筆頭に教職員から生徒まで、自分たちが主体となって学園の伝統を築き上げるのだという熱気に包まれていました。
そこで教えられたのが冒頭の言葉です。何のために生まれてきたのか、かけがえのない人生をどう生きるべきか、10代の私たちは未熟ながらも真剣に考えました。単なる自己犠牲ではなく、自他共に幸福を築くとはどういうことか、その後の日々の生活の中でもふと頭をよぎる言葉でした。
NPO法人(特定非営利活動法人)
オフィス・マハロ 代表理事
吉 岡 み ゆ き
活動を始めた頃の社会
1986年 | 男女雇用機会均等法 |
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1995年 | 国連の第4回世界女性会議(通称・北京女性会議)が開催 世界的に見ても、後の女性支援活動につながるエポックメイキングな会合となり、 日本全国で女性センターが開設されました。 |
1996年 | 男女共同参画社会基本法 |
2000年 | ストーカー規制法 児童虐待防止法 |
2001年 | DV防止法 |
上記のように法整備が進んでいきますが、結婚時の名字の選択、出産・育児と自身のキャリア、介護、多くの女性は人生の局面での選択を自己決定しづらい状況にあり、また、所得格差、あるいは母親は子どもの為に我慢するべきという社会風土の中で、“生きづらさ”を感じる女性たちも多かったのではないでしょうか。
活動の始まり
DV防止法制定に向けての運動が活発になってきた頃、小牧市消費生活推進員会、小牧みらい塾(市民大学)運営委員会、ウィメンズネットこまき(女性が中心となって活動する市民団体のネットワーク)等の活動をしていましたが、様々な制度のすき間で支援の手が届かない方たちとお会いする機会もありました。DV被害に遭われている方の相談にのったことで、目の前の一人のために何かできることはないだろうかと、議員や弁護士、医師などの友人知人たちと共に動いたのが始まりです。
スーパーバイザー※との出会い
誰にでも困難を乗り越える力がある。それに気づいていないだけ。ジェンダーに縛られている生き辛さに気づくこと。アドバイスをするのではなく、エンパワメントする。などの言葉に、人間を見つめる優しいまなざしと支援の根底にある熱い心を感じました。
その後、民間支援者の全国組織である「全国女性シェルターネット」のアドボケーター養成講座を受講して、具体的な支援活動に入っていきました。
※スーパーバイザー…監督者や管理者
逃げる、逃がす、だけでは終わらない
面前DVは児童虐待であると児童虐待防止法に書かれています。子どもの脳へ与える打撃は大きく、その後の成長過程にも影響を与えることは、友田明美先生の研究により立証され、厚生労働省も啓発と防止に乗り出しました。
「DV被害と児童虐待は常に一緒にある」と民間支援者が当たり前のように言い続けてきたことが、やっと認められるようになってきました。子どもと家族共々の支援が必要です。
支援を続けるほどに、縦割り行政の矛盾を知ることになりました。
福祉、教育、戸籍、それぞれの担当部署が根拠法に基づいて支援はしますが、それぞれを繋ぎ時系列に把握する部署は、小牧をはじめとする多くの自治体にはありませんし、明確な予算もありません。そこがきちんとあれば、あるいは民間がいれば、今話題になっている野田市の児童虐待死は防げたのではないかと私たちは考えます。
当事者は離婚成立後も様々な手続きに追われます。地域や職場などあらゆる人間関係を断ち切られて生活していく中で、PTSDを発症したり、孤立したままうつになったり。制度が整っても、当事者の心によりそい伴走する存在としての継続的な支援が必要です。
声にならない小さな声を国や地方自治体へ届けていく必要性や、活動の継続のための基盤づくりの大切さを痛感し、組織化していくことになりました。
NPO法人オフィス・マハロでは、「会員」として法人運営活動に参加していただける方を随時募集しております。
マハロの活動支援をお願いします。
皆さまの会費は自立を目指す女性や子どもたちのために使わせていただきます。
【会員(年会費)】
個人会員:3000円
法人会員:10000円
総会での議決権を持ち、NPO運営活動に直接的にご参加いただけます。
下記のお申し込みフォームボタンからお申し込みください。
申し込み内容の確認と会費入金の確認をもって、会員登録とさせて頂きます。
会員登録となりましたら、改めて当法人からご連絡と会員証をお送りいたします。
振込先 :十六銀行小牧支店(普通預金)
口座番号 :0010352
特定非営利活動法人オフィス・マハロ
理事 吉岡みゆき
【会員特典】
当ホームページにて会員リストに掲載(個人は希望者のみ)
活動を随時報告(会報誌など)
希望者には、会報(年2回・約50カ所)にてPRチラシなどの折り込み
その他、会員様のPRになるような特典を追加していく予定です。
会員の皆さまには貸借対照表を公開いたします。
MEMBER'S VOICE
吉岡みゆき代表を中心とするオフィス・マハロの皆様が、女性の自立のために地域で粘り強く活動されていることに、心から敬意を表します。
目の前の1人の支援にとどまらず、現場からの問題提起をして「DV等被害者支援措置」などの仕組みの改善を、行政や国会にマハロが働きかけていることはすばらしいことです。
国連は2030年までの目標として、SDGsの17の目標を決定しました。その1番目は「貧困をなくそう」。日本の子どもの7人に1人が貧困だと言われます。特に母子世帯の貧困率は高い水準のままであり、対策を急ぐべきです。
「誰も置き去りにしない社会」を目指して、マハロの活動を支えながら、私も弁護士として尽力する決意です。
弁護士・前参議院議員
荒 木 清 寛
警察庁の調査では3人に一人がDVの被害に遭っているそうです。
またDVと児童虐待は常に一体です。
医療現場でDV被害者を発見することもあります。体のケアはもちろん心のケアも重要ですし、社会に適応して自立した生活が送れるようになるには大変な時間と労力が必要です。
当事者と同じ目線で応援し伴走する民間団体の重要さが増している今、非暴力とエンパワメントを理念とするオフィス・マハロの活動に期待しています。
医療法人医峰会
山際クリニック院長
山 際 加 代